BKOバカ女将

40歳過ぎにして初婚!嫁ぎ先は老舗の料理屋。若女将になったつもりが実はバカ女将。そんなバカ女将の徒然しない日記です。

露出狂

皆さまごきげんよう!BKO(バカ女将)です。
さてさて、本日は参道(職場)を離れ、久々に『はてな』のお題に挑戦したいと思います。
この『お題』大喜利のようで、大変面白いですね(^-^)

今週のお題『人生最大の危機』

半世紀近く生きております。目を閉じれば走馬燈のように人生のピンチが次々に浮かび手に変な汗をかいております。
ICUに入る程の大怪我をした事もありますが、やはり精神的にNO.1だったのは…

露出狂に出会った

BKO(バカ女将)がBKO(バカ乙女)だった高校生の頃のお話しです。

当時私は学校から帰ってから、和菓子屋でアルバイトをしておりました。
夕方17時から20時までだったと記憶しております。
いつも通りバイトを終えて帰宅途中(家からバイト先までは徒歩5分)
いつも通りに家を通り過ぎ、さらに1分程歩いた公衆電話に向かいました。
当時付き合い始めた彼氏(初めての彼)に電話をする為です。
なんせ、携帯電話なんて便利な物はない時代ですからね~
家で電話すれば親から睨まれ、兄弟にはからかわれ、この公衆電話は私の神聖な場所でした。
テレフォンカード(お若い方分るかな?)残り度数を確かめ、緑色の電話に入れる。
『私、B子。うふふ…何してた?今日は夕飯何食べた?』←超どうでもいい会話
我ながら気持ち悪いBKO(バカ乙女)

その時です。誰かに背中をトントン!と軽く叩かれました。
(あぁ…?電話が長いから早く代われってこと!?)
恋路を邪魔された乙女の私、軽く逆ギレ気味に振り返る。

一瞬何を見たのか理解できず、固まること数秒。

・目の前に男(20代前半くらい?)

・スカーフを三角に半分折りして顔の下半分を隠してる(昭和漫画に出てくる悪党風)

・パンツを膝まで下げてブツを握ってる(顔は隠すのに、そこは出すんかい!?)
ぎゃああぁぁ~~~!!(本当に驚くときゃあ!ではなくぎゃあ!

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楳図かずお先生風に描くとこんな感じ?楳図先生スミマセン…(-_-;)

すさまじい私の悲鳴に少したじろいだ男、その瞬間目の前の民家の玄関に明かりがつき

『こらぁ~!!』と、主らしきおじさんが出てきました。

大慌てで逃げて行った露出狂の半ケツは、いまだ脳裏に焼き付いています。

助けにきてくれたおじさんの話によると、ここ最近公衆電話をかけている女性を狙って同じ手口の露出狂が出るのだとか。

B子小心者

当時私の通う学校の通学路にもよく、車を停めて通学中の女子高生が見えるように運転席から下半身を見せる露出狂が出没しました。

『アタシさぁ、露出狂見たら絶対に小っさ!って言って笑ってやるんだ!』

これはB子が友人に息巻いて言っていたセリフ。

だって『露出狂』露出に狂うですからね。変態の中でもなんか間抜けっぽいというか…

でも実際に実物に出くわすとそんなこと、言えたモンじゃないですね(笑)

しかし後々思い起こすと…

私はその露出狂に完全に背を向け、しかも背中を叩かれ振り向くまで全く気づいていなかったのです。

スカートをめくることなんて楽勝!他にも色々なことが可能だったはずなのに、彼は私(BKO)本体には興味なく、とにかく自分を見せるだけで満足だったのですね…

何だかなぁ…

家に帰ってそんな事を思いながら、ふと大切な事を思い出す。電話中の彼氏!!

そ~っと家の玄関を開けると、家が近所だった彼が電話の子機を握ったままキョロキョロして走りまわってました。

ありがと~!!心配させてごめんねぇ…

でも、怪しすぎてあなたが露出狂に間違われるっつ~の。

今なら笑い話。しかし当時は本当に怖かったんですよ(笑)